Q1.  新築される以前のお住まいではどんなことで悩んでいましたか?
30年以上住んでいた前の家は、子供の成長とともに増改築し不便を感じることはありませんでした。しかし、趣味を楽しむための十分なスペースが取れませんでした。また、床の断熱が十分でなく、室内のあちこちで、著しい結露や黒カビの発生が見られ、コウモリやネズミによる被害に悩まされるなど快適な生活環境ではなかったです。

Q2.  新しいお住まいに住んでみて生活はどう変わりましたか?
【ご夫婦の生活】以前は、2階建ての家屋でした。新居は平屋造りなので、夫婦の顔を合わす機会が多く会話も増えました。意思疎通がとれて良好な夫婦関係が保てるようになりました。
【お子様の生活】子供とは別生活です。

Q3.  具体的に新築を計画しようと思ったきっかけは何だったのですか?
結婚した時に、定年退職したら実家に帰りたいとの妻の希望がありました。長い年月が経過し、定年になり、老後の生活について考えました。夫婦で話し合った結果、妻の実家に帰ることを決意しました。しかし、実家は、歩いただけで床が抜けるほど老朽が著しく、解体撤去してから建替える一連の計画を立てることにしました。

Q4.  新築を計画される上で不安なことはありましたか?
一番の問題は資金ですが、銀行の融資を受けるので不安はなかったです。
新居の建設だけなら、夫婦の退職金や貯金で対処できますが、家財道具を収納する倉庫建設と、実家の解体が加わるので資金不足が心配でした。しかし、その対応が遅れ、工事の途中に資金不足に至りました。結局、緊急の銀行融資を受け、工事内容も大幅に見直し新居が完成しました。十分に熟考したつもりの計画でしたが、資金調達に関しては、詰めが甘かったと反省する次第です。

Q5. 何が決め手となって当社に決めましたか?
新築する前に実家の解体をしますが、大量の家財道具を保管する大型の倉庫が必要でした。倉庫の取次店に、トイレやシャワールーム等を倉庫内に設置することはできるか問い合わせたところ、可能であるが地元の工務店に頼んでほしいとのことでした。
知っている工務店は無く、不安に駆られながら、豊岡市内の工務店を検索し、地図アプリの航空写真で位置確認をしたところ、大きな緑の屋根を持つ工務店を見つけました。メールでプランを説明したところ、営業担当の方から心温まるお返事を頂いたことが決め手となりました。
倉庫建設が決まりましたが、事前の地域への挨拶回りなどの対応も敏速で、近隣の方からも堅実な仕事ぶりが好評でした。その信頼感から、その後の実家解体と新居建設も併せておまかせすることになりました。

Q6. あなたが一番こだわった所はどこですか?
若い頃は、ピアノを習い、トレーニングジムにも通っていましたが、練習が辛く長続きはしませんでした。大人になってからは、インターネットを楽しむようになり、パソコンが趣味になりました。田舎暮らしや、薪ストーブのある生活に憧れました。年金暮らしとなった今、これらをすべて楽しめる家づくりを考えました。また、地震や降雪など災害に強い家づくりにもこだわりました。

Q7. 実際にお住まいしてみて住み心地はいかがですか?
5点満点中 : 5点
理 由 : 寒冷地ですので、リビングに薪ストーブを設置しましたが、降雪が続く厳しい冬を体験した結果、使用頻度は少なかったです。それは、徹底した断熱対策(ウレタンフォーム吹付け、複合二重サッシ、内障子)により、25帖の広さにも関わらず、石油ストーブ1台で十分な暖かさを保つことができたからです。天候や外気温の急激な変化にも室内は快適です。また、段差が無く、各部屋の24時間換気設備など、安全・安心な老後生活が送れそうです。

Q8. 家事動線、生活動線などの使い勝手はどうですか?
5点満点中 : 5点
理 由 : 意識はしていなかったのですが、以前に住んでいた家に似た間取りになっていたこともあり、違和感のない家事動線、シンプルかつ効率的な生活動線となっています。平屋になったので、階段の昇降がなく、洗濯物を干すときや掃除機をかけるときなど、何をするにもワンフロアー内で済ませることができ、ストレスがありません。ただ、蛇口レバーの開閉が逆になっていることや、ドアの電子錠、IH調理器、お風呂の器械等の進化が著しく、その取扱いに戸惑いました。

Q9. 収納スペースの使い勝手はどうですか?
5点満点中 : 3点
理 由 : 十分な収納スペースを設けたつもりですが、前に住んでいた家と比較して狭くなっている感は否めないです。扉の構造(ヒンジの構造、肉厚な部材)により、全開時の開口部が狭められ、有効幅が制限されるからです。カタログだけで決めるのでなく、モデルハウスなど現物を見て判断すべきだったと思いました。

Q10. アフターメンテナンスについてお聞きします。
グリーンホームの対応はいかがですか?

5点満点中 : 5点
理 由 : 新居に住み始めて、数回のトラブルが発生しました。設備関係の不具合です。定期点検の時にそれらの対応をして頂けるのでありがたいです。また、エクステリアなど新たな工事の相談や見積もりなど、親身に対応していただいています。

Q11. これから新築を考えている方にアドバイスをお願いします
限りある資金で、快適で安心な家づくりをするなら、「シンプルイズベスト」が大切と思います。固定概念にとらわれず、良いものは取り入れ、省けるものは省く判断が必要だと思います。また、新築プランの構想にあたり、今の住居と比較するだけではなく、モデルハウスを見学するなど、視野を広げることも大切だと思います。
経費削減や快適な家づくりの例をあげると、
・屋根は、切妻のような単純な形状で、可能な限り軒の出を長くする。最近の住宅は、軒の出が殆どありません。経費は嵩みますが、家を雨や紫外線から守るためにも、軒は大切で将来の修理費用の削減になります。
・断熱は、見えない部分ですが、快適な生活のためには重要なことです。優秀な断熱材でも、隙間なく充填できなければ十分な効果が期待できません。発泡ウレタンの吹付け工法なら隙間なく施工することが出来ます。
・雨戸を付けなければ、経費が削減できます。戸袋に枯れ葉や泥が溜まり建物が傷みます。また、コウモリが住み着き、糞尿の被害に悩まされます。最新のサッシであれば、堅牢で台風時も安心だと思います。
・各部屋の窓は、採光を妨げない程度に小さく少なくした方が経費削減できます。また、壁の強度が上がり、断熱や防犯にも効果的です。